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2021.11.1

共に祝う結婚パーティー「里山ウエディング」の開催〜当日の様子〜

こんにちは!きこりんです。

前回の記事に引き続き、鴨川市釜沼で開催された「里山ウエディング」の模様をお伝えしたいと思います。

場所は、毎月新月にオープンのマーケットawanovaが開催される「古民家したさん」。

心地良い風が吹く秋晴れの日、マーケットには大人から子どもまで幅広い層の人たちが集まり、買い物や談笑を楽しんでいました。

その会場が突然、マーケットから里山ウエディングへと変わり、今までに無い新しいカタチのウェディングが誕生しました。

私は準備から当日まで、司会として関わらせてもらいました。その視点から今回はお届けしたいと思います。

新郎たち手作りの軽トラステージ

当日を迎えるまでの新郎新婦たちの道のり

前回お伝えしたように、会場設営、記念品制作まで新郎新婦たちによる手作業。

自分たちの結婚のお祝いの場。それをその場に集った人たちとどのように共有し、時間を共にするか、来てくださった方々にどのような形で感謝を伝えられるか3組の新郎新婦たちは試行錯誤していました。

直前の打ち合わせでは、あれはどうする?これってどうするんだっけ?そんなことがドンドン出てきてしまうなんてこともありましたが、それらもみんなで協力し、時には周りの仲間に声をかけて助けてもらい、まさに「コミュニティの中でのウエディング」が始まっている瞬間でした。

里山の中で祝福を受ける新郎新婦たち

そして、いよいよ当日。司会であった私も当日どんな空間になるのかドキドキでした。

房州アイリッシュクラブ(房州エリアで活動するアイリッシュ音楽隊)による演奏が開催の合図。

マーケットからウエディングへ一瞬で様変わりし、その場に居合わせた人々に配られたのは、一握りのお米。

このお米は、フラワーシャワーならぬ「ライスシャワー」で新郎新婦たちの入場を迎えるために用意されました。

この日は、10月とは思えないほどの暑さと晴天に恵まれ、青空の下、美しいリネンの洋服に包まれた新郎新婦たちが歩くレッドカーペットは、特製の軽トラステージへと続きます。

そして、新郎新婦たちが行う共同作業は、秋の里山らしく「稲刈り」。ハート型に模られた稲穂たちを和太鼓TAWOOの演奏と共に手刈りします。

裏話をお伝えすると、打ち合わせの時は「このサイズの稲だとすぐ刈れてしまって時間が余るのではないか…」と予想していました。ですが実際やってみると、思ったより時間がかかり、新郎新婦たちは泥だらけになりながら必死そのもの。その様子をその場にいた人たちで見守り、時にはエールを送るという、なんともアットホームな、どこかの運動会かのような光景でした。

無事稲刈りが終わり、新婦たちはお色直しをして、次はウエディングケーキの登場。awanova特製のスペシャルロールケーキ(なんと100人分!)を新郎新婦たちにケーキカットをしてもらい、一つひとつハランの葉の上に盛り付けます。

その後は、新郎新婦の友人によるダブルタッチのパフォーマンス、シンガーソングライターの松本佳奈さんによるライブがあり、本当に盛り沢山なウエディングになりました。

新郎新婦たちが草木染めから包装まで一つひとつ丁寧に作った記念品も配ることができ、温かい拍手と共に新郎新婦が退場し、会は終了しました。

最初は新郎新婦の思いつきから始まったこの企画。

いつの間にかこれだけの人が関わっていたの?とびっくりするほどの人々が、自然と集まって、3組の想いが実現できるよう動き始めていました。

それぞれ濃ゆく波乱万丈な道のりを経て結婚し、鴨川という地にたどり着いた新郎新婦6人は、偶然にも繋がり、共に結婚式を執り行うことになります。

そして、6人の幸せを、その場に居合わせた人たち、そこに暮らす人たち、6人の幸せを心から祝いたい協力したいと思って集まった人たちが、心から願い、あの瞬間一つになって奇跡のような空間を作り出しました。

幸せや家族のカタチもより多様になってきた今だからこそ出来た「里山ウエディング」。

今回このような場が作れられたことは、これからのコミュニティの在り方、顔の見える近所関係の大切さを、現代に新しい形で伝えられたのではないでしょうか?

そして、この3組の新婚夫婦がこれからも末永く温かい家庭を築いていくことを心から願います。Happy Wedding!!!

ぴったんさん(シンガーソングライターの旦那様の映像作家さん)が、このウエディングパーティの様子を動画にしてくださいました!

★素敵な写真は、竹本裕乃さんが撮影してくださいました!

この記事のライター

きこりん
きこりん

千葉県富津市在住の東京育ち。保育士。房総の人々や自然との出会いから、ここで暮らしたいと直感で思い、2020年10月に富津に移住を決める。
現在は、幼児英語教育の仕事に携わりながら、里山での保育活動をする。房総のカフェや道の駅を巡ることが好きで、時間を見つけては、リサーチをしている。