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2022.7.20

二拠点生活を経て鴨川へ移住。~初夏の訪れとともに里山でカフェをOPENしたゆきちゃんに迫るvol.1~

こんにちは!安房在住ライターのMaocuryです。真夏のような暑さとしとしと雨が降り注ぐ日が交互に訪れる日々、いかがお過ごしでしょうか?

さて、今回この記事でご紹介するのは、鴨川市在住の福田ゆきさん(以下、ゆきちゃん)。


※古民家したさんにて、豚汁を食べながらゆきちゃんへのインタビュースタート!(ゆきちゃん:写真右)

この「きやっしぇーよ、房総」でもたびたび登場する「古民家したさん」(鴨川市釜沼)にて2022年6月に新しくカフェがオープンしたのですが、このカフェの運営を行っているのがゆきちゃんです。カフェの名前は、里山cafeピリカ。

ゆきちゃんがこのcafeピリカをオープンするに至った経緯、さらには鴨川との出会いなど、これまでのご経歴を伺いながら全2回にわたってゆきちゃんの想い、そしてカフェについても詳しくご紹介いたします。

ゆきちゃんは今までどんな道を歩んできたの?


東京都江戸川区で生まれ育ったゆきちゃん。東京と言っても様々なエリアがありますが、暮らしていたのは団地だったそう。「ご近所さんの顔が見える、のどかな都会だったと思う。学校や近所の友達と公園で遊んだ思い出も多く、たくさんの楽しかった記憶があります。」

高校卒業後は都内の大学に進学し、学業の傍ら宅配ミュージカル(出張型ミュージカル)のサークルに所属し活動を始めます。ラジカセと衣装を持って、様々な土地を訪れミュージカルを披露するスタイルだったそうで、日本のみならず、海外にも何度も足を運んだ経験をお持ちです。



「例えばどんなところに行ったんですか?」とゆきちゃんに投げかけると、

「インドの孤児院やフィリピンに行ったよ。そう、アフリカにも行った。ケニアはザ!サバンナって感じだったな~」と。

「え!ケニアにも行ったんですか!!すごい!!」と驚きを隠せない私。

ミュージカルを通して様々な土地を訪れた思い出を語るゆきちゃんからは、当時の思い出がいかに大切で貴重な経験だったのかを感じました。

そんな充実した大学生活の後、進路としてゆきちゃんが選択したのは江戸川区の職員、つまり公務員の道でした。

「自分が行動することにより、周りの人々が喜んでくれたり地域が良くなっていったり。仕事としてそんな想いを発揮できる場として選択ました。密に地域とかかわりたかったんだよなあ。」

現在里山で暮らすゆきちゃんが、都内で公務員のご経験をお持ちとは…!
ちなみに、社会人になっても大好きなミュージカルの活動は続けていたそうですよ!!住んでいたのは、同じ趣味(影絵)などを持つ友達と、共同生活をするシェアハウス。

「結構、経歴を話すとびっくりされることが多いよ。え!!公務員やってたんだ…!!って。」

そんな、都会での社会人生活に一度終止符を打つきっかけになる出来事があったそう。

それは、2011年3月11日の東日本大震災

東京で大震災を経験したゆきちゃん。3.11を経て、このまま東京にいていいのか、これからどう生きていきたいのかを考えたとき、もっと大地に根ざした生活がしたい、自分の暮らしを自給できるようになりたいと思うようになりました。

その後1年間は、移住先を探しながら仕事やミュージカルの活動をする日々が続いたそうです。

ゆきちゃんの活動のひとつ、「影絵」

移住先を探しながら二拠点生活が始まった

もともとカフェめぐりが好きなゆきちゃん。とある国分寺のカフェで、あるフライヤーが目についたのは2013年のこと。
鴨川市釜沼地区で棚田の管理などを務める林良樹さん主催の、「鴨川地球生活楽校」のフライヤー。そう、このフライヤーがゆきちゃんを鴨川へといざなった。

もともと鴨川市釜沼をはじめとする大山地区は移住者も多く、林良樹さんもその一人。
移住者たちの生き生きした姿、豊かな暮らしや風景に胸を打たれ、ここに住みたいな〜と言ったら「家、あるよ!」と空き家を紹介してもらうことに。 なんと次の週末には家が決まり、鴨川での生活をスタートさせました。



ただ、はじめは完全移住ではなく、東京と鴨川とを往復をする二拠点生活。
東京では仲間とシェアハウスに住みながらカフェなどでアルバイトなどをし、鴨川では田んぼなどの自然に触れ合う活動をしてきました。

この生活が約4年続いたそうです。

こうした生活を続けているうちに、次第に「自分は田舎暮らしの方があっているのでは?東京は時々行くくらいがちょうどいいのでは?」と思うように。

そんな自分自身への問いかけに対して素直に行動し、2018年に晴れて鴨川へ移住。
そこからは、カフェやマッサージの仕事の傍ら、地域のイベントのお手伝いやスタッフなど、様々な活動を行うようになりました。
特に、毎月新月に開催されるオーガニックマーケットawanova、それから鴨川の里山に年1回様々なアーティストが集うコヅカ・アートフェスティバルでは実行委員を務めるなど、大活躍をしています。

二拠点生活の時ももちろんでしたが、移住してからは活動の幅がとても広がったゆきちゃん。
そんなゆきちゃんに転機が訪れます。

2022年3月のawanovaでのこと。会場はいつもの古民家したさんです。
「ここ(古民家したさん)で、カフェをやったらどう?」
声を掛けてくださったのは、awanova主宰の米山美穂さんたち。
前述した林良樹さんにも相談したところ、「わ~!!いいね!!」と賛同してくれました。

「実はずっと前から、いつかカフェとマッサージのお店を開きたいと思っていたけど、まさかこんなにもすぐに実現するチャンスがやってくるなんて!!とても嬉しくて、ワクワクしてきました。

丁度古民したさんの近くに引っ越せるというお話もあったので、即決断。
3月に決断してから、6月のOPENを目指して準備することに決めました。」

ずっと前からやってみたいと思っていたカフェの運営。
今までのゆきちゃんの活動が糧となり、夢だったカフェのOPENに向けて走り出すことになります。

それでは、次の記事では、ゆきちゃんが「里山cafeピリカ」をオープンするまでの道のりや、日々の様子をご紹介していきます。お楽しみに!

里山cafeピリカ Instagram https://www.instagram.com/pirka_satoyamacafe/?hl=ja

所在地: 鴨川市釜沼1009
営業日: 土日月火 11:00-16:00

※7/23(土)〜7/26(火)、7/30(土)〜8/2(火)は、コヅカ・アートフェスティバル出店のためカフェはお休みです。

〜ゆきちゃんが運営に携わるイベント情報〜

awanova盆踊り◎まつり7月23日(土)14:00~20:00 https://fb.me/e/23qG5wRyx

コヅカ・アートフェスティバル2022 7月23日〜31日 11:00~17:00

https://www.kozuka-art.info/

初日23日のみ上記のawanova盆踊りと共同開催になります。

この記事のライター

Maocury(まおきゅりい)
Maocury(まおきゅりい)

安房地方(千葉県館山市)出身。大学進学とともに千葉市へ北上。卒業後は千葉市と安房地方の二拠点生活(デュアルライフ)をはじめ、今でも継続中。安房地方ではダブルダッチを通したストリートパフォーマンスの普及に力を入れ、現在千葉県ダブルダッチ協会の理事も務める。心の底から南房総を愛しており、生粋の房州人として地元のお祭りも参加。

2019年12月に安房にUターン。WEBライター、薬膳コーディネーターとしての活動など、「一度きりの人生を全力で」いろんなことにチャレンジ中。
2022年1月~鴨川市松尾寺にて田舎の立ち飲み屋「ばんざい」のオーナー店長も務める。