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2020.5.10

館山市民なら知らない人はいない!?時代を超えて愛され続けるレトロなパンカフェ

こんにちは!安房在住ライターMaocury(まおきゅりい)です。今回は、私の地元・館山市で長く愛され続けているパンカフェ「中村屋」を取り上げます。(通称:中パン)

JR館山駅前に長くお店を構える中村屋ですが地元内外からの人気が沸騰、近年バイパス(国道127号線沿い)にも2号店がオープンし、その勢いはとどまることを知りません。
さて、この中パンですが、どんなスポットなのでしょうか!

地元内外からの人気が高まるなかぱん

房総半島南端の地方都市、館山市。人口は5万人弱の小さなまちに、古くから「中パン」という名で愛されるパンカフェがあります。その名は「館山・中村屋」。館山市内外から多くの人々が、昔ながらの製法でつくられた懐かしの味を求め、休日には車の列を成すほど。併設される喫茶コーナーでは古く良き時代の佇まいがそのまま残る、レトロな空間が存在します。(駅前本店)

古き良き時代を感じる空間

明治時代創業の新宿中村屋を前身とする中村屋。のれん分けでこの土地に昭和2年、館山駅前に1号店(駅前本店)がが誕生しました。駅前という立地から、パン屋に併設する形で喫茶コーナーもオープン。パン屋さんとしても、カフェとしても、はたまたイチお土産やさんとしても親しまれること60年余り。いくつもの時代を越えて、今では館山市では知らない人はいないほどの人気店となりました。

2階の喫茶コーナーの内装はとってもレトロ。赤いレンガ造りとぬくもりのある木目調の椅子とテーブルがトレードマーク。筆者の母親(50代半ば)も、小学生の頃から通いつめていたとのこと。母から子へ、そしてまた更に次の世代へ。多くの人々が幼少からの思い出の地として語られています。

60年以上の年月を経て、家族何代もが通う名店へ

メニューは、中パンのおいしいパンを使ったサンドイッチなどの軽食から、ボルシチ、ビーフシチュー、カレーなどのボリューム満点の食事まで多彩に取り揃えられています。また、ホットケーキやパフェなども破格のお値段で舌鼓。 ショーケースに並んでいるメニューを見て注文をし、番号を受け取り席につくと、これまたレトロなカートに商品が乗せられ運ばれます。

番号札
レトロなカートでお待ちかねの食事が

この提供スタイルは、なるべくお客様をお待たせしないように…ということで、スタッフ同士奮闘しながら確立した珍しいスタイル。戦時中を経て長い歴史の中で人々に浸透してきました。
よく考えたらあまり見ないスタイルですよね。でもこのスタイルは、中村屋のお客様に対する「愛」の表れなのです。
創業当時はパンの販売のみでしたが、喫茶コーナーによる食事の提供に始まり、モカソフト、あんみつ、ロシアケーキ、惣菜パンなどなどありとあらゆる人気商品を取りそろえています。地元の高校の購買コーナーにも中パンの惣菜パンが並び、お昼時には高校生が列を作って並びます。

また、小学校や中学校の運動会のお弁当注文の選択肢にも中パンのランチメニューが。学校で配られた注文用紙をワクワクしながら家に持ち帰り、母親に「チキンバスケット」を注文するよう強くお願いした微笑ましい記憶が鮮明に筆者の頭をよぎります。

また、都会から友人を招く際は中パンに誘うことが多々ありますが、モーニング、ランチタイム、カフェタイムと、いつの時間にも喜ばれるのが嬉しいところ。店頭に並ぶ自家製のアイスクリームやモカソフトも絶品で、ちょっとしたおやつを片手に館山駅周辺をぶらり。南国の景色が広がる館山駅周辺の散歩に彩が加わります。

「おいしいパン、食事とともに、この房総で流れる時間が「楽しかった」と感じることのできる場所でありたい」という地元愛溢れる中村屋のコンセプト。この想いは間違いなく館山の人々には染み込んでいること間違いなし。

いつの時代も老若男女から親しまれる中パン。これからも時代の流れとともに、愛され続けていって欲しいですね。

店舗情報

店舗名:館山中村屋 館山駅前店
営業時間:7:00~17:30(2階の喫茶は16:30L.O.)
定休日:火曜日
所在地:千葉県館山市北条1882
駐車場:有(10台)
WEB:http://www.nakapan.com/
電話:0470-23-2133
※館山バイパス店

店舗名:なかぱんカフェ
営業時間:08:00~18:00
定休日:不定休(火曜日は休業の可能性もあり)
所在地:千葉県館山市北条692
駐車場:有
電話:0470-23-1656
※情勢により、営業時間や喫茶コーナーの開設有無が変更になる場合があります。

この記事のライター

Maocury(まおきゅりい)
Maocury(まおきゅりい)

安房地方(千葉県館山市)出身。大学進学とともに千葉市へ北上。卒業後の約4年間は千葉市と安房地方の二拠点生活(デュアルライフ)をしていた。本サイト運営会社「千葉キャリ」現役スタッフ。安房地方ではダブルダッチを通したストリートパフォーマンスの普及に力を入れ、現在千葉県ダブルダッチ協会の理事も務める。心の底から南房総を愛しており、生粋の房州人として地元のお祭りも参加。

2019年12月に安房に完全Uターン。より地域を身近に感じながら、都会と田舎の交流の架け橋を目指す。