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2023.1.14

理想の暮らしを求めてたどり着いた鴨川市~人間の原点を見つめ直すフィールドづくりvol.2~

こんにちは!安房在住ライターのMaocuryです。前回は、鴨川市大川面にて任意団体「くらしのもと」暮らし方研究所(※以下くらしのもと)という、とあるコミュニティを立ち上げようと奮闘している忍田さんについて、忍田さんご自身に活動のきっかけを綴っていただきました。
(実は忍田さん、「オッシー」としてきやっしぇーよ、房総のライターデビュー2作目です!!)

この団体は、大地と対話をしながら、自然と共に「生きることそのもの」を作り上げていくコミュニティで、田畑や古民家、山などを含めて約3000坪もの広大な土地がフィールドとなっています。

ここで2022年から本格的に活動の準備を開始した忍田さん。

具体的に、どんな準備を進め、プロジェクトが始動しようとしているのでしょうか?

それでは今回のvol.2では、くらしのもとの具体的な準備、活動、そしてさらには今後の展望にフォーカスしていきます!

理想の土地への移住、そして決意

2022年1月、それまで何度も鴨川に通っていた忍田さんですが、遂に、やっと手に入れた広大な土地へ念願の移住を果たしました。厳しい冬真っただ中、1月23日のことです。
その前週は今までのご縁で繋がっていた、鴨川市釜沼「ゆうきづか」「古民家したさん」代表の林良樹さん、東京工業大学の学生さんたちと共に移住の最終準備をしました。

忍田さん自身は10年以上鴨川に通っており、その頃からお付き合いのあった友人が引っ越しをお手伝いしてくださったとのこと。「友達だからお金はいらない」と、温かい言葉をかけていただいたそうです。

6月には、くらしのもとのフィールドの土壌改良作業。
釜沼の小さな地球プロジェクトの福岡達也さん、明治大学川島範久研究室様など、たくさんの方が手を貸してくれました。

大人数で手際よくあちらこちらを一生懸命に黙々と時に談笑しながらの屋外作業です。
例えば木の伐採をしたり、開梱作業をしたり。

これらの作業は、もし一人ぼっちなら数日はかかります。
ですが、多くの方の手助けのお陰で、短時間でどんどんと作業が進み、その様は本当に「最幸」と感じたそうです。

その後
土壌改良の定期観察も楽しみにしつつ、くらしの実験の場づくりも進めていきました。
有機物をメインに暮らしていける技術を模索しながら日々を送っている忍田さんは、この生活そのものが「とても楽しい」と語ります。

地球は一部の人のためにあるわけではなく、未来の子どもたちに託す場と考えている彼。

「こうした暮らしを実践することが、正直わからないことだらけです。ですが挑戦、実践、結果、修正を交えながら環境負荷の少ない場を作り上げたらいいなと思っています。助けてくれる仲間に感謝の気持ちでいっぱいです」

今後の展望

先述したように、くらしのもとのフィールドは大変広く、一人で対峙するのは到底できないと考えている忍田さん。
そこで、様々な方と協力しあいながら「くらしのもと」の拠点を創り上げていきたいそうです。
実際の作業仲間はもちろんのこと、団体の立ち上げ、FacebookやInstagramなどのSNS運用、ロゴ作成、ホームページ制作、イベント企画、畑仲間などを募集しています。
「関わり方は人それぞれ。『やりたい』ことを『やりたい人』が集うといいなと思っています。男女、年齢、体力の有無などの物差しではなく、その人自身が持つ『想い』を大切にしていきます。また、現在同時期に引っ越してきた近所の友人と、畑もやりたいねと話しています。早速1月から麦を育てる予定です。もちろん、豊かな自然に囲まれている場所ですので、季節を通して様々な食材にも巡り合えます。ですので、蕗の薹、水蕗、マコモダケ、ミョウガなどの収穫を通して、食の楽しみも盛りだくさんですよ。」



半世紀ほど前、安房地域で良く見かけた牛小屋は、今や廃墟のようになってしまっている場所も少なくありません。
くらしのもとのフィールドにも、その牛小屋は残っています。
その牛小屋は、取り壊すのではなく、作業場やDIYの基地に変える計画で現在準備中。

それと同時進行で、その計画と抱き合わせる形で大工仕事やDIYのサポート、ワークショップの開催などを通して、ものづくりを楽しめる場所を目指しているそうです。

ゆくゆくは、鴨川市釜沼に拠点を構える「小さな地球プロジェクト」のように、個人でフィールドを所有するのでななく、様々な人々を巻き込んで持続可能な場所づくりを行い、一般社団法人を目指しているとのことです。

これから先の「くらしのもと」研究所に関わってみたい方を現在大募集中だそうなので、少しでも興味がある方は是非お問い合わせください。

移住や通いなど、色々な方法の関わり方があります。
是非、この機会に「イチから始めるフィールドづくり」に関わり、生活の原点を見つけてみませんか?

任意団体「くらしのもと」暮らし方研究所
所在地:千葉県鴨川市大川面
連絡先:kurashinomoto2023@gmail.com
代表:忍田孝二

この記事のライター

Maocury(まおきゅりい)
Maocury(まおきゅりい)

安房地方(千葉県館山市)出身。大学進学とともに千葉市へ北上。卒業後は千葉市と安房地方の二拠点生活(デュアルライフ)をはじめ、今でも継続中。安房地方ではダブルダッチを通したストリートパフォーマンスの普及に力を入れ、現在千葉県ダブルダッチ協会の理事も務める。心の底から南房総を愛しており、生粋の房州人として地元のお祭りも参加。

2019年12月に安房にUターン。WEBライター、薬膳コーディネーターとしての活動など、「一度きりの人生を全力で」いろんなことにチャレンジ中。
2022年1月~鴨川市松尾寺にて田舎の立ち飲み屋「ばんざい」のオーナー店長も務める。

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