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2022.12.21

房総の頑張る会社特集vol.12~国内外で波乱万丈の人生の先に行きついたのは安房での起業。木の伐採なら「株式会社こだま」~後編

前回の記事では、鴨川市の長狭地区大川面エリアで「株式会社こだま」として林業を営む代表の中島さんにお話を伺い、今までの人生や会社設立までのエピソードをご紹介しました。

長野で出会った山清林業に更に磨きをかけ、ご自身なりに事業を確立。
平成21年に法人化し、「株式会社こだま」の代表として日々お忙しくされています。

法人化直前には既に従業員の雇用も始めていたので、組織としての「こだま」の基盤はが出来上がっていました。
そこから10年以上あまり経ち、時代も令和へと移り変わります。

中島さんに現在の会社の様子をうかがってみました。


(代表、中島さん)

御社では主にどんな仕事を手掛けているんですか?

千葉県内近郊にて木の特殊伐採(クライミング作業)・竹林整備・山林伐採など林業全般を手掛けています。
また、個人宅の庭や神社寺院の樹木の伐採・整備まで幅広く事業を展開しています。

現場によっては時には県外にいくことも。

特に法人化してからの仕事の受注は安定しています。
県の林業関係者の繋がりで、弊社を指名していただくことも多いですね。
とても嬉しいことです。



そうした背景から、人を増やす、つまり「採用活動」にも力を入れるようになり、過去には縁故採用やハローワークを通じて新しい人材にも出会うことができました。


法人化してから、仕事の安定、従業員の増員など、事業は右肩上がりのようですね!
そんな中、課題は何かあるのでしょうか?

千葉県南部は、全国的に見て決して林業が盛んというわけではありません。それでも、林業の「ニーズ」自体は一定数あり、それに伴い新しい人材は育てていくべきだと思っているのですが…なかなか若手人材に出会うことが難しいと思っています。

先ほどお伝えしたように、今まではハローワークや縁故で採用をしてきました。

もちろん、体力仕事なので人によって合う合わないがあるのは当然。

ですので、出会いだけでなくスタッフとの別れも過去にはありました。
今は4名の仲間や協力会社事業者と日々仕事を請け負っていますが、ニーズはある一定数あるので、やはり雇用が今一番の課題でしょうか。

新しい人材と出会い、共に会社を大きくしていきたいと思っています。

この記事を読んでいる方に何かメッセージはありますか?

「林業」というキーワードを聞いてまず思い浮かぶのは、「危険」「体力的にきつい」などのイメージが先行しがちかもしれません。
自然環境としては決して楽というわけではありませんが、身近に季節を感じ、自然の音を浴びながら仕事が出来ることが大きな魅力です。



また、始めから難しい仕事を任せるのではなく、未経験の場合は初心者でも出来ることから徐々に慣れていきステップアップができるようサポートしています。

当たり前のことですが、安全第一に仕事ができるよう段取りを組み、決して無理のないようにしています。

是非、自然の中で働きたい方、新しい自分に出会いたい方、地方で新たなことにチャレンジをしたい方等、一度私たちの会社に遊びに来て欲しいと思います。

きっかけは何でも構いません。
きっと、今まで知らなかった自分や世界を見つけることができるはずです。


森林面積が70%を占める日本の国土。
林業は人々が生きていく上で、欠かすことのできない産業のひとつであることは間違いありません。

ご自身の人生や、林業との出会い~会社設立、運営までを改めて振り返りながら、これからの展望を語ってくださった中島さん。
千葉県鴨川市から、この想いが多くの方に届けば嬉しく思います。

会社概要

株式会社こだま
代表:中島嘉彦
所在地:千葉県鴨川市大川面545
お問合せ:04-7097-0338
公式HP: https://kodama-kamogawa.jp/

この記事のライター

Maocury(まおきゅりい)
Maocury(まおきゅりい)

安房地方(千葉県館山市)出身。大学進学とともに千葉市へ北上。卒業後は千葉市と安房地方の二拠点生活(デュアルライフ)をはじめ、今でも継続中。安房地方ではダブルダッチを通したストリートパフォーマンスの普及に力を入れ、現在千葉県ダブルダッチ協会の理事も務める。心の底から南房総を愛しており、生粋の房州人として地元のお祭りも参加。

2019年12月に安房にUターン。WEBライター、薬膳コーディネーターとしての活動など、「一度きりの人生を全力で」いろんなことにチャレンジ中。
2022年1月~鴨川市松尾寺にて田舎の立ち飲み屋「ばんざい」のオーナー店長も務める。