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2020.5.15

カニのファンを増やすために奮闘中!房総のがんばる企業特集vol.1

こんにちは!Maocuryです。今日は、千葉キャリスタッフとして担当をさせていただいている「金高水産株式会社」様を取材させていただきました。
房総半島で頑張っている会社の魅力を発信したい!
そんな気持ちでいっぱいです★今回は記念すべき、房総で頑張っている会社特集vol.1!
代表の金高社長にお話を伺いました。

とにかくカニのファンを増やしたい!常にそう思いながら仕事に打ち込んでいます。
そう笑顔で語るのは、鴨川市に本社工場を構える創業67年の老舗企業、「金高水産株式会社」(※以下、金高水産)の代表、金高秀樹さん。主な事業として、水産物(カニ)の加工を手掛けています。

鴨川市に本社工場を構える創業67年の老舗企業、「金高水産株式会社」

突然ですが、皆さんにとってカニってどんなイメージでしょうか。

高級でなかなか手が届かない…、旅行の時にごくたまに口にするくらい…、1年に1回食べるか食べないか…そんな方も多いのではないでしょうか。

では、お寿司や焼き肉はどうでしょう。確かに「安い」ものではないですが、「ちょっと特別なとき」にチョイスする方も多いのでは?そう考えると、ひとくちに「おいしいもの」って、関わる頻度に結構差があるもの。

そんな、なかなか食べる機会が少ない「カニ」を、ちょっと特別なときに、もっと気軽においしく味わって欲しい…そんな想いで、カニを安心・安全に多くの方に味わっていただけるように日々頑張っているのが、金高水産なのです。

鴨川市(旧天津小湊町に構える本社工場)
鴨川市(旧天津小湊町に構える本社工場)

小さな「商店」から始まった金高水産の歴史

創業は1953年。代表の曾祖父にあたる先代が、「金高商店」として鮮魚の仲卸をスタートさせました。当時は遠洋漁業として北海道まで漁に行き、魚を捕っていたんだとか。時代的に見ても、遠洋漁業が盛んになり始めたときですね。時代の先駆けとして波にのって、着々と力をつけていきました。

1970年を過ぎると全国的に見ても遠洋漁業は衰退してくるようになり、金高水産も徐々に地元の水産物の加工を手掛けるなど、事業内容は時代に合わせてシフトをしていきました。地元、天津小湊町で水揚げされた新鮮なアジやサバなどを加工し、外房線を走るSLに乗せて、築地まで運んだとのこと。この時代に鮮魚の加工技術を高め、その技術は今日まで受け継がれているのです。

さらに時代は進み、1980年過ぎたころから、新たなチャレンジに踏み出しました。
今では当たり前のように生活に馴染んでいる「冷凍食品」の加工。
社名からはあまり想像がつかないですが、初めはミックスベジタブルの加工がメインだったそうです。
長らく「水産物」をメインに手掛けてきたとのことだったので、これを聞いたときは正直驚きを隠せないでいた筆者。

グリーンピースやコーンなど、今ではお弁当のお供として良く使われるミックスベジタブル。当時は急激にこの分野の産業が成長している最中で、金高水産もこの時代の波に遅れをとることなく乗っていったのです。
その後、白身魚のフライなども手掛け、今まで培ってきた水産物の加工技術も取り入れながら、着実に業績を増やしてました。

金高さんは、「いろいろなことを試しながら歩んできた時代」と言う。

このように「試す」ことを繰り返しているうちに、「カニ」の加工をメイン事業として選択するようになりました。
大手水産・食品会社とのお取り引きも強固なものになり、このパイプは今でも続いています。

こうして見ると、時代に合わせて適切なチャレンジを繰り返してきたとということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

立派なカニの足

安心・安全な商品の為に

金高水産の長い歴史の中で大きな誇りとなるものが、「徹底した品質管理」。
HACCP(ハサップ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
食品を製造する際に安全を確保するための管理手法として、近年ではだいぶ耳に馴染むようになってきたこの言葉。
実は、20年以上前から徹底した安全な品質管理を行ってきたとのことですが、金高水産のような小規模の会社で行うところは当時としては珍しかったそうです。
会社の中に独自の細菌検査室を設け、徹底した品質管理を行い続けています。
大手企業と取引のある会社でないと、最新鋭の品質管理設備を設けることは難しいのが現実。
これもまた、金高水産が長い歴史の中で得てきた大きな信頼によるものだと言えるでしょう。

自社工場内の細菌検査室。徹底した品質管理を行っている。
自社工場内の細菌検査室。徹底した品質管理を行っている。

金高水産は走り続けます!

これからも、大手とのお取引には引き続き力を入れていき、全国で私たちが手掛けたカニがたくさんの人の「おいしい」につながるように、コツコツと努力をしていくのはもちろんのこと。
また、ふるさと納税の返礼品やインターネットを活用した流通にも着手していこうと思っています。

おいしいものを食べるとき、夢中になってつい無言になることも…。
それくらい、カニって本当においしくて、魅力的で。
金高水産の「カニ愛」が多くの人々に伝われば嬉しいです。

これからも、より安全でおいしいカニを多くの方に味わっていただくために
南房総の小さな港町、鴨川で精いっぱいがんばります!

新しい仲間も大募集していますので、気になる方は「ちばキャリ」からチェックしてみてくださいね!

企業名:金高水産株式会社
事業内容:冷凍水産食品製造業
事業所:千葉県鴨川市天津1956

この記事のライター

Maocury(まおきゅりい)
Maocury(まおきゅりい)

安房地方(千葉県館山市)出身。大学進学とともに千葉市へ北上。卒業後の約4年間は千葉市と安房地方の二拠点生活(デュアルライフ)をしていた。本サイト運営会社「千葉キャリ」現役スタッフ。安房地方ではダブルダッチを通したストリートパフォーマンスの普及に力を入れ、現在千葉県ダブルダッチ協会の理事も務める。心の底から南房総を愛しており、生粋の房州人として地元のお祭りも参加。

2019年12月に安房に完全Uターン。より地域を身近に感じながら、都会と田舎の交流の架け橋を目指す。