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2021.8.3

好きこそものの上手なれ~アナログで感じる心の温もり~

千葉県館山市のシンボルである、館山城。
かつて房総の戦国大名・里見氏の居城として多くの歴史を刻んできた場所です。ここは、現在では城山公園として整備され、市内外から多くの観光客が訪れる人気スポットとなりました。
見晴らしのよい丘陵地に、館山市立博物館や日本庭園などが点在しており、季節ごとに様々な花や木々を楽しむことができます。
特に桜シーズンには多くの人出で賑わい、お花見スポットとしても名高く、市民の憩いの場となっています。

そんな館山城で、素敵な作品展が開催されているとのことで、今回ご紹介いたします。

どんな展示内容なの?

画家・井上文太氏の原画100点以上が展示されている作品展です。
展示会のテーマは「好きこそものの上手なれ」。
絵を描くのが誰よりも好きな画家のことを指す言葉、「画狂人」として、多くの人々に知られている井上文太氏の作品を堪能することができます。
作品は写真撮影可能で、井上氏のTwitterやInstagramで毎日新しい作品をアップしているので、スマホを片手にデジタルの絵と原画を見比べられるのがこの作品展の一つの醍醐味となっています。
特徴としては、作品はルーペを用いて繊細な筆で緻密に描かれているところ。また、油絵・水墨画・水彩画等様々な手法で描かれているので、そちらも大注目ポイントです。

デジタル化が画期的に進んでいる今日ですが、この展示会ではアナログの良さにも改めて触れることができます。

井上文太氏ってどんな画家なの?

画家の金子國義氏に師事後、1998年から画家としての活動を開始しました。
2013年にはロックフェラー家所蔵作家となります。
2012年より海洋自然保護団体Sailors for the Sea や
世界最大の国際海洋保護団体“OCEANA”でARTと教育を通じて、海洋自然保護活動や支援を継続しています。
また、大関把瑠都の優勝化粧まわしのデザインや、NHK連続人形劇「新・三銃士」、「シャーロックホームズ」のキャラクターデザインなど画家の視点から幅広い芸術分野で活躍しています。

館山市では芸術活動を通じて復興支援をし、ARTを通じて館山の自然や文化、歴史の魅力を伝えるため2020年館山芸術大使に任命されました。
館山市広報「だん暖たてやま」に「令和八犬伝」シリーズの絵を提供(昨年5月より奇数月に掲載)したり、「南総里見八犬伝」を題材にラッピングされた高速バス「房総なのはな号(館山⇔東京)」や路線バスの「城山公園前」のバス停も井上氏の手によるものですので、身近なところで井上文太氏の作品を目にしている方も多いはずです。

井上文太氏のコメント
「真っ白いところから人はモノを生み出せる。原画だとそれが一番つたわる。デジタルが進めば進むほど人間らしいアナログに触れてもらいたい」
「子供たちに本物を見せてあげたい」との願いが込められている」
「子供のころに本物を見たかどうかが重要。身近でその機会を提供したい」
「与えられるものだけではなく、自分で作り出すということを伝えられたらいい。
館山の自然、城山の自然、文化や歴史をもっと知ってほしい」

会場の館山城1階受付前では、オリジナルグッズを販売しています。
ポストカード、クリアファイル、メモロール、マスキングテープ、館山市限定 井上文太×浅草飴細工アメシンのコラボ「ボンボン飴」など。
是非作品展と合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか?

開催概要

会場:館山城2階特設会場
開催期間:2021年3月31日(水)~2022年3月31日(木)
開催時間:午前9時~午後4時45分(入館は午後4時30分)
休館日:毎週月曜日、年末(祝日の場合は開館し翌日休館)
観覧料:大人1,000円・小人500円(小学生~高校生)※館山城と博物館の入館料込み
館山市在住の方は、大人800円・小人400円となります

お問合せ先
城山公園管理事務所 9:00〜17:00
電話:0470-22-8854
HP:https://www.tsukahara-li.co.jp/tateyama/

この記事のライター

Maocury(まおきゅりい)
Maocury(まおきゅりい)

安房地方(千葉県館山市)出身。大学進学とともに千葉市へ北上。卒業後は千葉市と安房地方の二拠点生活(デュアルライフ)をはじめ、今でも継続中。安房地方ではダブルダッチを通したストリートパフォーマンスの普及に力を入れ、現在千葉県ダブルダッチ協会の理事も務める。心の底から南房総を愛しており、生粋の房州人として地元のお祭りも参加。

2019年12月に安房にUターン。WEBライター、薬膳コーディネーターとしての活動など、「一度きりの人生を全力で」いろんなことにチャレンジ中。